令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュースNo.142
今年も残すところ後わずかとなりました。今月も家財の搬出、引っ越しのお手伝い、イベントやサロンなど盛りだくさんでした。いつも技術系でお世話になっているDRT栃木、山元町おてら災害ボランティアセンター、チームこのへんのみなさんによる活躍頂きました。ブルーシート張り、一部解体に伴う縁切り、棚づくりなど、一年を通して様々な活動をして頂きました。解体に伴う作業では、被災者の方から「いよいよ解体です」と、これまで住み慣れた我が家を解体するという現実が否応もなく迫り、悲しさも見え隠れします。
毎月第二日曜日に行っているマルシェには、地元の方が作ったお野菜やスイーツ、お弁当が並びました。地元で商店をしていた人が販売担当になってくれ「楽しかったぁ」と話してくれました。また、大阪の岸和田から「一社岸和田シティプロモーション推進協議会」は炊き出しでは、若いお母さんがたこ焼きに挑戦しながら「地震でどうなることかと思っていたので、こんな日が来るとは思わなかった。」と心の内を話してくれました。
月に一度している「中島トーク」では、住民さんと一緒にこれからのこと、いま抱えている課題などを話しています。その中で聞こえてきたつぶやきを紹介します。
「この2年で小牧に家がだいぶなくなって寂しい。大好きなお祭りがどうなっていくのか・・・。」
「一年目はひたすらに、慌ただしく過ぎていったけれど、今年は少しだけ考える時間ができた。」
「倉庫代わりにしていた蔵を解体し、ボディーブローのように心に効いてきた。そんな中でこんな出会いができてよかった。」
1年目は、家の片付けなどに追われ、これからのことを考える余裕もなく、2年目に入ってやっと家をどうしていこうか考える時間がとれて、周りを見ると更地が広がり、これからのくらしの再建に不安が募るばかりです。そんな中で、「仮設や集会所に遠方からボランティアの人たちが来てくれることで忘れられていないと嬉しく思ったり、これからのことを一緒に考えられるのかなと安心感がある」という声を聴きました。また「地震があってマイナスのこともあるけど、プラスのこともいっぱいあった」とボランティアに感謝の気持ちも伝えてくれました。ボランティアの寄り添いが住民さんの折れそうな心をつなぎとめてくれています。
(増島智子)
*私たちの活動は、日本財団、共同募金、住友ゴムから助成を頂き活動しています。















